フリーランスとして働くことになって、最初に購入したのが、Macの「MacBook Pro(2018)」でした。もう使い始めて2年になるのかー。過ぎ去りし時間の速さに震える……(笑)

以前は会社支給の、ThinkPad x1carbonを使ってたので、購入時は「MacBook Pro」にするか「X1Carbon」にするか?MacなのかWindowsなのか?でめちゃくちゃ悩んだけど、結果として15年ぶりのMac再デビューとなりました。
MacBook Proを選んだ理由
プロダクトの圧倒的なクオリティ。モノとしての魅力。そして、フリーランスになるんだから心機一転でMacだ!スタバデビューだ!ってノリを最重要視しての購入でした(笑)
購入したスペックは「Core i5 + メモリ8GB + SSD512GB」で、色はスペースグレー。
仕事での用途は、だいたい下記な感じ。
- Officeで各種資料作成
- ブラウザ複数でブラウジング ←タブ開きまくり
- Slack、LINE、Evernote、メール ←常に起動
- AdobeXDでワイヤーフレーム作成
- Blog記事作成・投稿
用途だけみると、Windowsマシンのが向いてそう。いや、向いている。つまるところ、Macのがカッコイイからって理由だけで選んだといっても過言ではないです(笑)
仕事用ノートPCとして“概ね”満足
2年ちょっと使ってきてるけど、今のところは仕事用PCとしては“概ね”満足している。たまに、複数ブラウザでタブを大量に開きまくってると、ブーン!って怒られるから、メモリは16GBでも良かったかなー。
特にお気に入りなのが、トラックパッドのジェスチャを使った操作感。これマジで最高です。マウス要らずになるのが分かる。感動もの。
他にも、Mac特有のぬるっとした動作は心地いいし、ファインダーは分かりやすいし、Retinaディスプレイは綺麗だし、ヒラギノフォントも美しいし、iPhoneとの連携もスムーズだし。
仕事用、作業用としては不満はほぼない。
何より素晴らしいのが、1枚のアルミ板から削り出されるアルミボディです。この所有欲をがっつり満たしてくれるプロダクト。持ち運びしてるだけでちょっとニヤニヤしてしまう(笑)
持ち運び時のこのアングルとか最高です。カッコイイ……。

この角度も最高。エッジが美しい……。

もちろん、気になるところも。前述の“概ね”ってところが重要で「やっぱりWindowsのほうが良かったかなー」ってところは正直あります。なのでここからは、Macの不満を少々……。
Office作業がモッサリ……
想定以上だった(誤算だった)のが、Office系ツールのモッサリ感です。事前にMac使いの人から聞いてはいたけど、まさかここまでとは……。
クリックやドラッグなど、Windowsだとパッとサクッと反応してたのが、どうしてもMacだとワンテンポ遅れてしまう。ほんと微妙なんだけ確実に遅延する。積み重なるとかなりストレスフルに……。
購入時は、OfficeからGSuiteへの移行を想定してたけど、実際は仕事先の環境や運用ベースになるので、どうしてもOfficeがメインになりがち。まあ分かってはいたんだけど(笑)
がっつりと営業資料や提案書を作るならやっぱりPowerPointが便利だし、ちょっとした表作成や描画ならExcelがてっとり早いのも事実。クライアント環境を考慮するとなおさらです。
あと、OfficeでWindowsにはあってMacにないメニューや機能があるのもストレスです。例えば、MacのExcelにドラッグして複数オブジェクトを選択する機能が無いと知った時は膝から崩れ落ちそうに……。アドインで簡易的に対応してるけどうーん……。
キーボードが打ちづらい……
MacBook Proといえば、キーボードが故障しやすい問題ですね。2018年モデルは多少改善されてるけど、修理プログラム対象になってるし、今のところは問題なく使えてるからいいけど……。ただ、キーボード自体が打ちやすいかというとそうでもない。
2018年モデルはバタフライキーボードです。バタフライキーボードはキーストロークが浅めでペチペチ系。これが賛否両論で、確かに軽いキータッチ高速でタイピングできる反面、タイプミスの頻度が増えたように思う。
2年使ってだいぶ慣れてはいるけど、やっぱり以前使っていた、ThinkPadの「x1Carbon」と比較するとどうしても劣る。正直、打ちづらい。まあ個人差もあるし慣れもあるから言い切れないけど(笑)
BackSpaceキーが無いのも未だに慣れない!「fn+Delete」で代用できるけど、文字入力の使用頻度的にショートカットは手間だし直感的じゃないんだよなー。
とはいえ、かな変換、英字変換はスペース左右のキーですぐ切り替えられるのは便利。commandキーを親指で押すのも慣れればかなり楽ちん。これまた慣れかもしれないけど(笑)
写真の整理と編集が厳しい……
これはかなり個人的な感想になるんだけど、自宅用途としてこれまでやってた写真の確認、編集、リネームがやりづらくて、結果的にここはMacを断念してWindowsで対応している。
Macは画像ファイルを開くと専用ビューワーが起動する。で、矢印キーで次へ次へと画像を切り替えようとするけど動かない……。Winなら矢印キーでガシガシ切り替えられるのになー。Macだとファイルを全選択して開いたりスペースで開いたりって方法はあるけどうーん……。
写真アプリがこれまた使いづらい。ライブラリとか書き出しとかピンとこない。Apple Storeで質問しようかなってレベルで分からない。ファイルのリネームや拡張子の変更もいまいちだし、Macはフリーソフトも少ないからどうにもならない。写真整理はほんと悩ましい……。
まとめ

言ってしまえば「MacBook Proは使ってると不満もあるけど閉じて触ってると至福」て感じかな(笑)。まあそれは冗談だとしても、MacにはMacの得意なところがあって、WindowsにはWindowsの得意なところがあるってのを、あらためて実感しています。
もし、MacかWindowsで悩んでいる人がいたら、一つだけアドバイスを。Officeをメインで使うならWindowsにすべし!です。Officeの使い勝手とモッサリ感だけはそう簡単に割り切れるもんじゃないと思うので。だがしかし!俺はまだまだMacBook Proを使います。なぜなら最高に格好良いから(笑)
ちなみに、最近発表&発売されたApple独自のCPU「M1チップ」搭載のMacBook AirとMacBook Pro、Mac miniが気になってます。かなり爆速の処理速度で話題なんですよね。うーん、気になる!