秋になっていよいよ肌寒い季節になってきました。こんな気候になるとそうです。いよいよアウターとしてシェルが活躍しはじめる季節ですね!愛用シェルジャケットは、アークテリクスの「ベータSL」です。
よし買うぞ!と決めて原宿店舗に突撃して、ほぼ速攻でベータSLをGETしたものの、事前に何を買うかいろいろ調べててとにかく困ったのが「アークのシェルは種類が多くてどれを買えばいいのかわからない」問題です。
この誰もがぶつかる問題を、この記事でサクッと解決したいと思います!(笑)
種類はたくさんあれど街着なら「ベータSL」がオススメ!
アークのシェルジャケットを調べてみると、公式サイトのページを見るだけで、LTやらアトムやらSVやらゼータやらなんやらと種類が多くて何がどう違うのかサッパリ分からない!って悩みを抱えてる人たくさんいると思います。実は俺もそうだった…(遠い目)
でももう大丈夫!俺が決めたから!アークのシェルを街着で着るなら…
…「ベータSL」一択だ!(キリッ)
アークのシェルのベータSLとは
ベータは「ハイキング / トレッキング」のオールラウンド。SLは「スーパーライト」なので超軽量。つまり、どんなシーンでも使える超軽いジャケットがベータSLですね。
他にも、アルファ、シータ、SV、AR、LTなどあって、着丈うや生地の厚さ、利用シーンでいろいろと区別されてるんだけど、正直なところあまり気にしなくてOKです。街着で使うなら「ベータSL」がベストバランスです。
ベータの着丈はお尻が半分出るくらいなのでシャープな見た目。SLは生地が薄めなので着心地よし(もちろんGORE-TEX)。つまりオシャレかつ超軽量。タウンユースなら問題なし!いやマジで!
アークテリクスのシェルジャケット「ベータSL」をGET!
そんなイチオシジャケットの「ベータSL」をGETしたのは一昨年でした。もともと冬用のアウターとしてアークテリクスのフーディーが大活躍中だったので、となると次に狙うは大本命のシェルですよねーと。アークテリクスといえばシェルジャケットが定番。ずっと喉から手が出っぱなしでした(笑)
サイズはワンサイズ下で
サイズはMを選びました。アークはカナダブランドなのでサイズ表記は大きめです。なので日本人としては1つ2つ小さめで選ぶのがオススメですね。俺もMサイズとSサイズで悩みました。
試着した感じだとSサイズでもいけないことはなかったんですよねー。Sサイズだとより細身になってシュッとした見ためでカッコイイなと。でも腕を前に伸ばすと袖がジャストサイズだし、腕を動かすとちょっと突っ張るのが気になってしまい…。
街着としてのカッコよさ重視ならSサイズです。でも、あくまでアウターとして着たいし、なんならバイクで走る時にも羽織りたかったので、やっぱり機能性が大事だよと。となると余裕のあるMサイズが最適だと判断した次第です。
実際に2シーズン着てみての感想としては、やっぱりMサイズで正解でした。袖の長さはちょっと余るけど腕を前に伸ばした時に余裕があるのって寒さ対策としても重要です。それに袖周りは調整できるのでズリ落ちてくることもなし。素晴らしい!
着心地は立体裁断ならでは
175cmガッチリ体型の俺が着るとこんな感じですね。アークテリクスといえば立体裁断。アルファほどじゃないにしてもベータも立体裁断なので、腕を上げたり回したりしても突っ張りなどなくめちゃ動かしやすいです。
春秋でちょっと肌寒いときとか、パッと手にとってTシャツやネルシャツの上からサクッと着られる気軽さと手軽さがほんと重宝してます。使わないときは丸めてリュックに突っ込んでおけばOKという雑な扱いをしても大丈夫(笑)
細身でスタイリッシュ
横から見てもシュッとしたシルエット。街着メインで使うなら着たときの美しさが重要ですよね。その点、アークテリクスは本格アウトドアブランドでありながらスリムなシルエットなのでオシャレに着こなせます。
雨がふったらフードでかっぱ代わりにも
雨が降っても大丈夫なのはGORE-TEXを使ってて防水仕様だから。ゴアテックスの何が凄いって外からの水分を通さず中からの蒸気を通すという素敵仕様だから雨が降っても大丈夫。
フードをかぶれば雨合羽がわりです。激しい夕立はさすがに厳しいけど、雨の降り始めや小雨くらいなら手持ちの折りたたみ傘を使わないことが多いくらいですねー。まさにギア。
ゴアテックスは蒸れるしシェルは寒い
ただし、ゴアテックスは蒸気を通すとはいえ蒸れます。もうかなりの勢いで蒸れます。俺の場合は春秋で天気がイイ日中とか、酒飲んで乗る地下鉄社内とかだと豪快に蒸れてしまって汗が流れます(笑)
シェルジャケットは暖かくない
シェルジャケットは寒いです。ハードシェルだとしても寒い。けして暖かくない。外からの風は防いでくれるけど、体温を保ってはくれません。あくまでカッパみたいなもんなので暖かさを着たいしてはいけません。
中にダウンとかフリースを着て暖かくしたうえで、冷たい風を防ぐシェルを羽織る。これが正解です。なので街着としても春秋がメインです。冬は保温力のあるアウターがメインになります。俺の場合は同じアークテリクスのアトムARフーディーですね。コレはオススメ。
バイクジャケットにもオススメ
ハーレー乗りな俺ですが、春秋のツーリングにもベータSLを愛用しています。もちろん保温機能はないので、インナーにスエットやフリースを着て、シェルの防風機能をフル活用です。シェルでフードでバイク乗ると風でパタパタするかもって心配だったけどまったく気にならなかった。まさに杞憂。
以前は、春秋だと厚めのネルシャツで走ってたけど、シェルだと風を防いでくれるのと、圧倒的な軽さでかなり疲労感が軽減さることに気づいたんですよね。ちょっとした雨が降ってきても心配ないし機能性抜群です。これはバイク乗り的にはツーリングの最強ギアだなーと。
冬はあまり走らないけど、寒くなるとアークのアトムARフーディーを着て走ってます。ちょっと防風性能が弱いけど保温力は抜群で軽いのでこれも機能性抜群。もう革ジャンとか買わないんだろうなってくらい(笑)
メンテンナスは洗濯で!洗剤は「tha」がオススメ!
ゴアテックスだけに気になるのが洗濯の方法です。お店の店員さんに聞いたところ「1年は大丈夫だけど、2、3年着ると汗や皮脂の汚れでゴアテックスの穴が塞がって機能性が落ちるのでちゃんと洗濯しましょう」とのことでした。
洗濯の方法
店員さんいわく、GORE-TEXだからといってあまり難しく考えることはないらしく…
- ジップをすべて閉じる
- 洗濯機に入れて洗濯(できればぬるいお湯
- しっかり乾かす(ドライヤーでもOK
以上だそうです。なるほど超カンタン(笑)
もし、撥水性能が落ちてたら、洗濯して濡れたままの状態で、撥水スプレーを散布してから、そのまま乾燥機で乾かすだけとのこと。アイロンを使うのもありみたいですね。基本、ワンシーズン着たら洗濯するくらい頻度でOKです。
アークテリクスのカスタマーサポートのページに、製品のお手入れというページがあって詳しく説明されています。「ゴアテックス洗濯チュートリアル」って動画もあるので英語だけど参考になります。
洗濯洗剤は「THE」がオススメ
洗剤についは、ゴアテックス用の洗濯洗剤があるらしく、「「グランジャーズ」という洗剤がオススメですね。撥水加工にダメージを与えず汚れが落ちますよ」あとは「ちょっと高いけど「THA」って洗剤も中性で透湿性素材に使えるのでオススメです。僕も個人的にも使ってます」と教えてくれました。
店員さんのアドバイスをふまえて、洗剤についていろいろと調べた結果、アークの動画でも使われている定番「グランジャーズ」じゃなくて、「THE 洗濯洗剤 The Laundry Detergent」を使うことにしました。
理由は海洋タンカーの自己処理研究を応用したという洗浄力はもちろん、界面活性剤の使用量を抑えて、生分解のスピードが圧倒的に早いことと、一般的な洗濯洗剤の3分の1の使用量で済むというコスパに惹かれたからです。
実際、ベータSLの洗濯やアトムARフーディーの洗濯に使ってるけどキレイに汚れが落ちます。無蛍光かつノンシリコンなので、愛用のデニムの洗濯にも使ってますね。中性洗剤なので綿やウールなどのふつうの衣類にも使えるから嫁もたまに使ってるみたいです(笑)。ほんのりラベンダーの香りがするのもお気に入り。
撥水性能のメンテンナンス
撥水性能がなくなって水滴を弾かなくなってきたら、グランジャーズの撥水スプレーをGETする予定でいます。アークテリクスがオススメしてる洗剤も幾つかあるけど、いろいろ調べた限りでは手に入れやすさを考慮するとグランジャーズかなーって。
まとめ
そんなわけで、アークテリクスのシェルジャケット選びで悩んでいるなら「ベータSL」一択でOKです。悩む余地も必要もありません。タウンユースなら着心地と機能性のバランスで「ベータSL」が間違いないです。
ただ、アークテリクスのジャケットは価格がちょっと高め…。パタゴニアとかノースフェイスのほうがもう少しお得感があるかなぁ。でもアークの妥協なき機能性とシンプルなデザイン性は他にない魅力です。アークのシェルは永世定番といっていいすぐれモノで間違いなく長い付き合いになるので、ここは妥協せず憧れの始祖鳥GETで!(笑)
ベータSL、超オススメです!