
ビジネスシーンで使えるカジュアルかつミリタリーな鞄といえば、ブリーフィング(BRIEFING)のバッグだ。前職で営業&出張に走り回っていた頃に「ネオB4ライナー(NEO B4 LINER)」を購入。かゆいところに手が届く利便性と、所有欲を満たしまくってくれるデザインは文句なしの定番モノだ。
ブリーフィングとは
ミルスペックをタウンユースに落とし込んだデザインが魅力のブランド。耐久性と機能美を追求した「MADE IN USA」へのこだわりや、頑強なバリスティックナイロンの生地、レッドラインのナイロンテープなどが象徴的だろう。
当時、営業で大きな会社に出入りすることが増え、1泊程度の出張も多くなっていた。そうなると、使っていたメッセンジャーバッグやトートバッグだとさすがにカジュアルすぎる。もう少しビジネス寄りで機能的なバッグが必要と考えたわけだ。
で、以前から目をつけていた「ブリーフィング」狙いで、有楽町のビームスプラスを訪問。定番モデルの「ネオB4ライナー」を購入した。一回り小さい「A4ライナー」とも悩んだけど、1泊程度の出張にも耐えられる容量と収納力重視で、ネオB4ライナーを選択。大は小を兼ねるだ。
実際、ネオB4ライナーの使い勝手は最高だった。特に秀逸だったのがその収納力で、いったい何個あるんですか?ってくらいのポケットの数々。ノートPCはもちろん、スマホやモバイルバッテリー、ペンやメモ帳、電車で読む小説などなどいくらでも入るし小分けにできる。ほんと良く考えられてる。
ネオB4ライナーとA4ライナーを比較
ネオB4ライナーとA4ライナーを比べると、ネオB4ライナーの方が一回りサイズが大きくて、ポケットの数が一つ多い。ハンドル下の前面にポケットがあって、大きめのファイルやパンフレットを折りたたまずかつ傷めずに、さくっと収納できるのでかなり重宝する。
仕事とはいえ荷物が少なめらコンパクトなA4ライナーがオススメ。あとはA4ライナーだと電車とかでカバンを膝に乗せた時に収まりがいいんで左右を気にしなくてすむとかかな。まあ俺はB4ライナーでもぜんぜん気にならなかったけどw

バリスティックナイロンの生地感
頑強さが売りのバリスティックナイロンだけど実はソフト。触るとしっとり&しなやかで固すぎず柔らかすぎない。この質感と品質のバリスティックナイロンって他にないんじゃないかな。床に置いたときに絶妙な形(崩れ具合)を見せてくれるのもたまらない。マニアックだw
あと、ファスナーがめちゃくちゃスムーズなのも見逃せない。無理な開けかた閉じかたをしてもストレスなく動いてくれる。素晴らしいの一言。地味だけどバッグの機能としては一番使うとこだし大事なところだ。ファスナーに付いた丸紐も持ちやすい。いいね。
ちなみに、ネオB4ライナーはこの角度からがやたら格好いい……。

ネオB4ライナーからリュックへ
ただ、これだけお気に入りのネオB4ライナーも今は使っていない……。なぜか?それはショルダーバッグで持ち運ぶには重量が限界だったのだ。ノートPCに営業資料、スマホにバッテリー、水筒に小物もろもろ。もう片方の肩だけで歩き回れる重さじゃなかった。
もちろん、ネオB4ライナーのショルダーストラップはしっかりした肩パッドも付いていて必要十分なスペックだ。でも、その重量ゆえに肩がけ&斜めがけだとさすがに肩が凝る。体のバランスも片方に寄って背骨が曲がりそうな不安にかられる。斜めがけで歩くと腰下&尻上あたりでバッグがぱたぱたして落ち着かない。などなど……。
要は、俺の利用シーンとネオB4ライナーの不整合だったのだ。悩みに悩んだあげくリュックへの転向を決意して、「ディスパッチのデイパック」を購入。カジュアルOKな職場&仕事だったこともも背中を押したし、フリーランスとなった今では言わずもがな。モノとしては気にいってただけに、無念だ。
まとめ
とはいえ、ネオB4ライナーが素晴らしいバッグなのは間違いない。自分の仕事もいつどうなるか分からないから今も大事に保管しているし、なんなら息子が使うかもしれないその日まで(まだ小4だけどw)、大切に取っておこうと思っている。