夏はサンダルが楽だし粋だよね。昔、雑誌「Begin」で気になってたサンダルを、ふらっと立ち寄ったショップで発見してしまい、グッと我慢できずに購入してしまったのが、アイランドスリッパのレザーサンダル。

購入したのは2009年くらいだったからもう10年以上履いてるのか。夏だけの登場とはいえさすがに経年変化でだいぶ変化出てるし、つま先とかそれなりに痛みもあり。以前にエイジングレポートした時で4年モノだったからあらためて比べてみると大夫くたびれたなー。
アイランドスリッパのサンダルは、レザーとスエードがあって、このPT202はオールレザーモデル。その上質なレザーは艷やかな見ためと吸いつくような質感でもう撫でてるだけでニヤニヤだよ。
そしてなにより足を入れた瞬間の気持ちよさは圧倒的でこれこそヨダレもの。しっとりレザーが足裏に吸い付いて履けば履くほど自分の足に馴染んでいくのが分かる……。やばいやばいw

また、履けば分かるんだけど、インソールのクッションも贅沢仕様で履くと沈み込むふかふかさ。その弾力性ゆえにまるで足が包まれているよう。履けば履くほど足に馴染んでいくエイジングっぷりもこれまた魅力なんだよなー。
アウトソールも滑り止め加工がついた頑丈な作りで、雨の日だと滑りがちなビーサンと違ってしっかりグリップしてくれる。あと、けっこう履いたけどほとんどすり減ってない。頑丈だなあ。
10シーズン履いての育ちっぷりはご覧のとおり。俺の足型どおりに沈んだ跡がくっきり残っててがっつりエイジングしている。トングのところは日焼けして少し色が薄くなったかな。
ひび割れのように見えるのはしわでぜんぜん割れてない。なんせ毎シーズン終わりにちゃんとオイル塗ってメンテナンスしてから保管してたからね。

そんなベタ惚れサンダルだけど、実は長時間の歩行にはやや難ありなのは相変わらず。なぜなら、俺の足裏×上質レザーだと歩くたびにツルツル滑ってしまい、足裏で掴むように歩かざるをえず、どうにも疲れてしまうという……。もう少し足裏との間に摩擦があれば解決されるんだろうなーと。
なので、もし次買うならスエードモデルもありだな。ていうかそろそろ二足目が欲しい(笑)

そんなわけで、アイランドスリッパは一生モノの定番サンダルと言っていいね。よくあるふつうのビーサン(げんべいのビーサンとか)も確かに重宝するけど、大人ならアイラインドスリッパを一足持っておいて損はしないと思う。キレイメな格好にも合わせやすいし。
レザーかスエードかはお好みで。でも、エイジング好きならレザー一択で!
まあサンダルにしてはちょっと値がはるかも(定価で¥17,600 )だけど、間違いなく所有感を満たしまくってくれる定番モノなので、とにかく一度履いてみてほしいなあ。ふわふわで気持ちいから(笑)