
泣く子も黙る男前レザーブランド「ラストクロップス」の名刺入れを購入。
前回、WASIの名刺入れを紹介した舌の根も乾かぬうちに、またも名刺入れを買ってしまった…。いや、和紙の名刺入れも素材感といいデザインといいとても気に入ってたけど、仕事で対クライアントに使うにはちょっとカジュアルすぎたかなーと。
とくに金融系や役所系に営業するさいに、ちょっと軽さが出るというか浮いてしまうなと。デザイナーとかクリエイティヴな仕事の人なら問題ないんだろうけどな。うーん、反省です。
そんなわけで、やっぱり王道のレザーの名刺入れにしようと決めました!
ラストクロップス入門は名刺入れから
レザー×名刺入れで一番に思いつたのが「ラストクロップス」の名刺入れ。泣く子も黙る剛健さで知られる「ラストクロップス」の名刺入れ(LC GENERAL)です。使われている革はベルギー製のサドルアップ。色はブラックです。
よく比べられるブランドで「ワイルドスワンズ」もあるけれど、より無骨な風合いで頑強極まりない「ラストクロップス」を選びました。迷ったらマニアックなほうを選ぶべしですw
バイク乗り的にはラストクロップス定番のウオレットも心惹かれるんだけど、ウォレットはどのモデルもかなり手強そう。俺は尻ポケ派なのであまり分厚すぎると座りづらいしお尻が悲鳴をあげそうだ…。
ってことで初心者はやっぱり名刺入れからで。
ビジネスし過ぎずカジュアルでも使いやすい

いざ購入し手に持ってみると重厚感溢れまくり。ビジネスし過ぎずカジュアルでも使いやすい絶妙のバランス。まさに求めていた名刺入れだなと。
特徴的なカーブのデザインも実にいい。個性的で美しい。ラストクロップスならではのコバの厚みも艶もたまらない!
革だし黒だしで、営業先がどこだろうとこれなら問題なしです。むしろ、よくある四角デザインの革の名刺入れより圧倒的に個性があってカッコイイ。所有欲を半端なく満たしてくれる。
サドルアップレザーのツヤとテリ

どうですかこの艶?まさにサドルアップレザーならでのは風合い。ベルギー最大のタンナーのTANNERIE MASURE社製だけあって、頬づりしたいほどの艶々っぷり照りっぷりは徹底して磨かれたからこその風合いといえる。
縫製にもこだわりあり。ラストクロップスのステッチは最初は糸を通さずにステッチ穴を開けてから再度ミシンで糸を通す「空打ち」にこだわっている。高い技術力はもちろん手間を惜しまない縫製により、美しいステッチと耐久性を実現しているわけです。マジで惚れる!
名刺の収納力は必要十分

名刺入れだけに何枚くらい名刺が入るのか。仕事で使うツールだけに重要なポイントです。上の写真は名刺を入れた状態ですね。20~30枚くらいがちょうどいいかな。革が馴染めばもう少し入りそうな感じ。
蓋が閉じられるのはいつの日か…
ラストクロップスのレザーの何にビックリしたかって、革が固くてまったく蓋が閉じないことです……。上の写真にあるようにほぼ開いたまんま。店員さんは「使い込んでいけばだんだん閉じてきますよ」て言ってたけれど信じられない。圧倒的な固さ。閉じることを拒否している。
これ、ピッタリ閉じるまで何年使い込めばいいんだろう……w
まとめ
ラストクロップスといえばコードバンが代名詞みたいになってるけど、サドルアップの落ち着いた雰囲気もやっぱり格好いい。大人のアイテム。
これでしばらく名刺入れを買うことはないだろうなー。むこう10年くらい余裕でお付き合いできそうな作りの頑強さを感じます。また使い倒して馴染んできた頃にレポートしよう。