こんにちはー。天皇陛下の御即位にともなう10連休いかがお過ごしだったでしょうか。
我が家ではせっかくの連休なんだからと旅行の計画を立てようとするもこれがなかなか決まらず…。最終的には、連休に突入してからなんとか宿を抑えてドタバタと伊豆へ一泊旅行してきました。
伊豆旅行のプランは、悩んだ末に東伊豆から下田そして西伊豆にいたるドライブメインの周遊プランにしました。バイクでは何度も走ってる伊豆だけど、家族で車で一泊旅行となるとなかなか新鮮でした。
そんなわけなので、今回は伊豆旅行のオススメポイントとお役立ちネタをざっくりまとめてみたいと思います。子連れの家族旅行とかの参考になれば幸いですね。
旅行プラン
今回の伊豆旅行のスケジュールはというと…
初日
東名高速&小田原厚木道路
↓
箱根ターンパイク&伊豆スカイライン
↓
城ヶ崎海岸
↓
体感型動物園iZOO
↓
下田ビューホテル
2日目
下田ビューホテル
↓
堂ヶ島
↓
西伊豆スカイライン
↓
三島スカイウォーク
↓
東名高速&小田原厚木道路
↓
帰京
こんな感じです。箱根から東伊豆、下田、西伊豆、三島とまさに伊豆をぐるっと一周ですね。ツーリングでお気に入りの伊豆&西伊豆スカイラインを抑えつつ、定番かつ体験型の観光スポットを抑えてみました。
初日のトピックは…
- タイムズカーシェア
- 城ヶ崎海岸
- 体験型動物園 iZoo
- 下田ビューホテル
の4つです。では順番にいきましょうー。
タイムズカーシェアで車をレンタル
ドライブメインの旅行になるので家族5人で乗れる車、かつ1泊なので長時間のレンタルが必要です。いろいろと検討した結果、今回は「タイムズカーシェア」で車をレンタルしてみました。
一泊旅行なのにカーシェア?
長時間ならレンタカーのがお得では?
って疑問が浮かぶところですが、今年の4月からタイムズカーシェアで1泊以上向けの長時間パックが全国のステーションで利用可能になったんですねー。でその料金はというと…
- 36時間で、12,000円
- 48時間で、14,000円
- 60時間で、20,000円
です。なかなかお得じゃないの。ちなみにこの料金に、別途1kmあたり16円が加算されます。
じゃあ、前回の千葉旅行でレンタルした「ニコニコレンタカー」と比べてどうなのか?ちょっと試算してみましょう。
タイムズカーシェアの料金
先ず、タイムズカーシェアでベーシックな車種スズキのソリオを借りた場合です。
1泊とはいえ返却に余裕を持って48時間パックにします。さらに渋谷から下田の往復が大体往復400kmです。タイムズはガソリン代は専用カードで支払うのでかかりません。この場合の料金はというと…
- パック料金(48時間):14,000円
- 距離料金:400km × 16円 = 6,400円
- 安心保証サービス:309円
合計:20,709円
です。
ニコニコレンタカーの料金
次に、激安レンタカーで活用している「ニコニコレンタカー」だと幾らになるのか?
同じソリオで48時間借りるとして、ニコニコは車種で通常のSクラスと、高年式のSPクラスがあるので、両方と比べてみましょう。
Sクラス(1,350cc以下の車:デミオやヴィッツなど)だと…
- 48時間:7,600円(一般価格:8,600円)
- ナビ標準装備:1,080円
- 免責補償:2,160円
合計:10,840円(一般価格:11,840円)
です。
SPクラス(Sクラスで高年式)だと…
- 48時間:9600円(一般価格:11,000円)
- ナビ標準装備:1,080円
- 免責補償:2,160円
合計:12,840円(一般価格:14,240円)
となります。
ここに400km走るとしてソリオならリッター15kmでガソリン代が大体で4,000円〜5,000円になるので、もし5,000円だとするなら、Sクラスで16,000円くらい。SPクラスで18,000円くらいになる想定ですね。
タイムズカーシェアとニコニコレンタカーの料金を比べると…
あらためて、タイムズカーシェアの車は高年式なので、ニコニコレンタカーのSPクラスと比較すると…
- タイムズ:ざっくり2万円
- ニコニコ:ざっくり1万8千円
となって、劇的な差はない!という結果になりました。
であれば、今回は借りるステーションが近いタイムズにして、GWの渋滞回避で早朝出発できるなど、より利便性が高い方を選択しよう!ってことでタイムズに決定しました。
正直、自宅近辺にニコニコレンタカーの店舗がなく、電車の乗って借りに行くのが手間なんですよね。行きはまだイイけど返却しての帰りが辛い…。激安価格のメリットがあればこそ頑張れるけどそこがそうでもないなら、やっぱり近いのは正義(笑)
もっと給油すればいいのに…
あ、あとタイムズのカーシェアの給油は「ガソリン少なくなったな」と思った利用者が善意で給油する仕組みだから、借りて乗ってみたら意外とガソリン少なくて「オーイ!」てなることが多いです(汗)
とはいえ、給油も車内にある給油用のクレカを使うからお金はかからないし、あとで給油ポイント貰えるんだから、みんな積極的に給油すればいいのになー。なので出発したらガソリンチェック&早めの給油がオススメ。
城ヶ崎海岸

渋滞回避のために早朝出発!と豪語しながら、安定の出遅れで6時30分出発に…。案の定、東名で渋滞に突入したもののなんとか脱出して、箱根ターンパイクから伊豆スカイラインを駆け抜け、城ヶ崎海岸を目指しました。
が、期待してた伊豆スカイラインは天候不良。まさかの雲の中を出たり入ったりで眼前が真っ白状態に…。富士山も絶景もさっぱり…。俺としては残念過ぎる結果だったけど、子供らは「雲の中に入ったー」とやたら興奮してたので、これはこれでいい思い出になったのかな(苦笑)
城崎海岸と吊橋と岩場の迫力に圧倒される

で、城ヶ崎海岸です。肝心の吊橋は距離が短いのがちょっと物足りないけど、眼下の岩場に打ち付ける波の音が迫力ありまくりです。波に侵食されてできた地形や、大室山の噴火で海に流れ込んだ溶岩で作られたゴツゴツの海岸など、自然の力と悠久の時間を感じられます。もちろんインスタ映えしまくりです(笑)

灯台もてっぺんまで登れます。狭い灯台の中をクルクルと周りながら登っていくのは楽しくて目が回る(笑)。登りきったら海の向こうに大島や房総半島が見渡せる絶景が広がります。地味にオススメ。
さすがGW!駐車場渋滞が凄まじい…
東伊豆って実はそんなに観光スポットがないんですよねー。立派なお城もなければ、有名な遊園地やテーマパークもない。あるのは温泉地くらい。なので数少ない観光地である城ヶ崎海岸の吊橋狙いで観光客が集まる集まる…。
駐車場めがけて、伊豆スカイライン→国道135号→県道109号で北側から回り込んでみたけど、あと300mmてところで渋滞発生!城ヶ崎海岸の門脇吊橋狙いの駐車場渋滞ですね。GWは高速渋滞もひどいけど観光地渋滞がとにかくひどい…。
城ヶ崎海岸の駐車場もそんな狭くないもののGWパワーで満車。1台出たら1台入場なので時間がかかるかかる…。駐車まで1時間弱はかかりました。伊豆スカイラインの雲が嘘のような快晴であまりの暑さに疲労困憊です(笑)
駐車場渋滞の回避方法
駐車場渋滞を回避する方法としては、なるべく早い時間に到着するのはもちろんだけど、混んでるようなら駐車場の手前にある「ぼら納屋」という休息所に駐車して、そこから歩いて城ヶ崎海岸まで歩くのがオススメですね。
我が家も気づくのが遅れて活用できずだったものの、渋滞にハマってる車を尻目に歩道を歩いてる人がたくさんいました。駐車料金も城ヶ崎海岸の駐車場と同じ500円なので、渋滞回避でここを活用しない手はなかったなと…。
ピクニカルコースなんてものがあったらしい…
さらに!「ぼら納屋」はピクニカルコースの起点にもなってます。ぼら納屋から門脇吊橋、灯台まで、さらにはその先にある伊豆海洋公園まで歩いて散策できます。途中に幕末の黒船対策の砲台跡なんかもあって楽しめそう。
残念ながら、我が家はピクニカルコースなんてものがあるのを知らず(事前調査不足…)ちょっと残念な思いをしました(汗)。なので、次回行くなら渋滞回避もかねて「ぼら納屋」に駐車してそこからピクニカルコースで散策ですね!
体感型動物園 iZOO

城ヶ崎海岸から国道135号をひたすら南下すると、「iZoo(イズー)」です。
iZooは爬虫類と両生類しかいない動物園で、最近読んだ漫画『秘密のレプタイルズ』で知って一度来てみたかったんですよねー。もちろん嫁や子供らはそこまで興味なし。俺だけが来たかった!(笑)
iZooの何が凄いって、爬虫類や両生類に特化してて種類が豊富なのはもちろんだけど、体験型動物園とうたってるだけあって、色々な動物と触れ合うことができるのが凄いです。爬虫類や両生類が苦手だろうがなんだろうが、とにもかくにも「一見の価値あり」ならぬ「一触の価値あり」な動物園ですよ!
触れ合った爬虫類たちはこちらー
- ゾウガメ
- ニシキヘビ
- ワニの子供
- レオパ
- 背中がアルマジロぽいトカゲ
- ウーパールーパー
- そのへんを歩いてるカメカメカメ…
ゾウガメは触れるどころから子供なら乗れます。乗れるのはアルダブラゾウガメで10kgまでならOKみたい。記念写真もあり。そしてココの見所はなんと言ってもガラパゴスゾウガメです!日本で触れるのiZooだけ。でもこの日は厩舎の奥の方に引っ込んでて触れず。残念。でも子供たちはガシガシ侵入して触ってた。羨ましい(笑)

ちょっと並んだもののワニの子供とも触れ合えます。噛まれないように口に紐が(笑)

とくにレオパはいつかペットとして飼ってみたい野望がムクムクと…。

トカゲもなでなで。

みんな大好き!?ニシキヘビにも触れます。15メートルくらいのサイズのニシキヘビをスタッフ2人がかりで持ち上げて、家族5人まとめて首やら腕やらに巻いてもらいました。記念写真もバッチリ。テンション上がりまくり。妻は固まってたけど(笑)

カメは館内のそこら中の通路にいるので触りたい放題です。餌やりもできるのでとことん触れ合えます。

…感動ですね。こんだけ触れる動物園は他にないだろうと。
食事はワニ肉に舌鼓をうつ

食事は館内にレストランがあります。昼時だと100分待ちになってたみたいです。さすがGW…。我が家は14時過ぎに到着したのでもう閑散としてました。メニューは定番のカレーやラーメン、パスタもあるので子供でも大丈夫。値段も1000円未満のメニューが多くまあこんなもんかなーと。
iZooらしくワニの肉を使ったカレーやハンバーガーもあります。ワニ肉のハンバーガーは鶏肉みたいな食感でさっぱり系かな。美味しかったです。
レストランの混雑回避方法
園内のレストランの混雑を回避するなら、事前に食べてくるのが効率的です。とはいえ周りには観光客狙いの店ばっかりだし数も少ないので悩ましいところ…。
なのでオススメは河津の手前にあったガストですね。我が家は気づくのが遅すぎてそのまま通り過ぎてしまうという失態。後で店名調べたら「ガスト 伊豆今井浜店」でした。
ただしワニ肉を食いたいのだ!なら頑張って待ちましょう(笑)
せっかくなので「Kawazoo(カワズー)」も抑えたい
あと、近くに別施設で「Kawazoo(カワズー)」という日本最大の体感型カエル館があるので、せっかくなので両方抑えておきましょう。iZooとKawazooで共通入場券があります。うちは時間が足りず行けませんでした。無念…。
行ってみて思ったのは、iZooってほぼほぼ下田なので東京からだとかなり遠いんですよね。渋谷からだと片道でスムーズにいっても3時間はかかります。日帰りだと往復6時間!なので館内をゆっくり満喫するなら(Kawazooも含めて)余裕をもってスケジュールしましょう。
オススメは、他の観光地には寄り道せず、まっすぐiZoo!そのままKwazoo!そして帰宅!ですね(笑)
宿は下田ビューホテル
今回の宿は下田の「下田ビューホテル」です。せっかくなのでホテルの紹介&レビューも少々(笑)

今回の旅行企画で何が一番苦労したかってホテル予約です。なにせGWギリギリで旅行の計画を立てたのでホテルの部屋が空いてないんですよ。場所も伊豆のどこなのか、そもそも伊豆なのか長野じゃないのか?と二転三転して計画性のなさを露呈しまくり。
結局、GW突入する中、毎日楽天トラベルに張り付いてキャンセル待ち狙い。3日前の電車の中でキャンセル待ちのホテルを見つけてその場で慌ててスマホ予約できたのが「下田ビューホテル」でした。スマホって便利(笑)
古びてるけど清潔感があって丁寧な接客やよし
素泊まりプランだったので、食事の感想はありません。
部屋は和室でそこそこ広くて、窓から海も見れて開放感のある部屋。正直建物自体は古びてて作りもしょぼいです。でも掃除は行き届いてたし、スタッフの対応も親切だったので、不満はなしでした。和室に布団を並べて寝る。いいですね。

大浴場には小さいながら露天風呂もありました。女湯は波の音も聞こえたらしいけど男湯からは聞こえず。でも男湯には檜の樽桶風呂があったけど女湯にはなかったらしい。どうやら男女で立地と施設が異なるみたいです。でも安心してください。夜と朝で男女の浴場が入れ替わるので両方押さえれば大丈夫です(笑)
部屋からの長めはこんな感じ。絶景とまではいかないけど気持ちい眺めでしたねー。海水浴シーズンには本館から直接海岸まで出られるみたいなので、ビーチ満喫したいならこのホテルは利便性が高そうです。

ホテルの場所と事前の食料調達に注意
注意点としては、ホテルの場所がちょっと分かりづらいことかなー。135号から下田ビューホテルに上がっていく道が分かりづらく通り過ぎがちです。うちもカーナビ通りに走ってたのに最初は見過ごしてしまいUターンしました。
あとホテル近くにコンビニはないので、事前にコンビニで食料など調達しときましょう。ホテルの冷蔵庫は昔ながらの料金性のやつなので、ビールを大量に買って持ち込んでも冷蔵スペースが無いので要注意です(笑)
…そんなこんなで、初日は東伊豆をひた走るでした。
次回2日目は西伊豆をひた走る!です。