
島忠ホームズでコイズミ「ビーノ」に迷ってて、ふと目に入ったのが「カリモク」の学習机でした。
「カリモク」といえば家具最大手のメーカーで俺でも知ってるレベル。カリモクの学習机もかなり人気があるらしく、島忠ホームズでもたくさん並んでました。なかでも真っ先に興味がわいたのが「ボナシェルタ」です。
カリモク「ボナシェルタ」のデザインと頑強さに惹かれた
カリモクの「ボナシェルタ」は一番人気のシリーズらしく、天板も分厚くて足も太くて引き出しもなくて質実剛健なシンプルデザイン。頑強なたたずまいが実に格好いいよねえ。
ボナシェルタのいいところ
- 単品で買える
- 木製なのに頑強なつくり
- 長く使えるシンプルデザイン
- 豊富なサイズ展開
- 追加できる引き出し
なにより学習机ぽっくないデザイン性の高さに注目です。この利用イメージだとリビングに置いても違和感なし。オシャレ家具のような佇まいですね。やたら角ばったデザインとさすがの質感で大人になっても飽きがこなさそう。
うーん,さすがはカリモク。グッドデザイン賞ってのも納得だなと。
でも店員さんいわく、グッドデザイン賞を受賞したのは、見た目のデザイン性だけじゃなく、構造が合板じゃなく「LVL」になってることからだそうです。ほほう。
「LVL」とは
単板積層材と呼ばれ、切削した単板の繊維方向を平行に積層、接着し、荷重方向に対して縦使いをするため、たわみに強い構造で、一般的に木造建築物の耐力部材などに使用されています。
なるほど。シンプルな見ためと頑強な作りを兼ね備えたデザイン性がグッドデザイン賞の理由というわけですね。こういうこだわり嫌いじゃいない。むしろ大好物です(笑)

肝心の横揺れ問題も、ボナシェルタの太い足が分厚い天板にがっちりくっついてるからかほとんど揺れません。もちろん木製なので力いっぱい動かせば多少は揺れるけどそこまで気にはならないかな。木製とはお目ない剛性。俺が欲しいくらいだ(笑)
さらにサイズ展開も豊富なので選びやすいし、引き出しなどのオプションを後からいろいろ追加できるのもイイね。シンプルなデザインなので小学生から中学生、高校生はもちろん、大学生や大人になってからもずっと愛用できそう。単純に机として長く使えるイイモノだと思う。
ボナシェルタの気になりは?
デザイン性や性能的にはまったく問題なさげなボナシェルタだけど、嫁いわく「ゴツいから圧迫感があるよね」と。なるほど分厚い天板と太い脚が特長であり強みなんだけど、裏を返せばゴツくて存在感がありすぎるとも言えるかな(汗)。「女子が使うんだからもう少しカワイらしいのがイイな」なんて言ってます。
あとはやっぱりカリモクだけに、お値段もそれなりできになりです(笑)
ボナシェルタのサイズと価格
幅90cm×奥行60cm 61,000(税抜)
幅100cm×奥行60cm 67,500(税抜)
幅110cm×奥行60cm 69,500(税抜)
コイズミの「ビーノ」よりかなり高いです。でもイイものは高いもんだと。長く使えそうだし俺としては”あり”だと思ってけど、嫁からサクッとNGが…(汗)。「1台の値段としても高いし、長女と次女の2台まとめて買うのは予算的に無理だよ。」とのこと。うーん残念…。
やっぱり「カリモク」は手が届かないのか…とガックリしてたら店員さんから、カリモクでもう少し手頃な「ユーティリティープラス」がありますよと紹介されました。なにぃっ!
カリモク「ユーティリティープラス」は手頃でお洒落
「ユーティリティプラス」は「ボナシェルタ」よりも新しいシリーズで、マンションなどの最近の住宅事情を考慮しつつ小洒落たデザインで人気らしく、ふむふむなかなか良さげな学習机だなーと。
ユーティリティプラスのいいところ
- 単品で買える
- 足が細めでスッキリ
- 大人になっても使えるデザイン
- 天板がツルツルで気持ちいい
ボナシェルタと比較すると、天板は薄めで足も細くなってて確かに全体的に小洒落た印象です。でも大人になっても使えるシンプルデザインなのはボナシェルタと同様でかなりいい感じ。
天板を触った感じもユーティリティプラスはツルツルしてて、むしろボナシェルタより勉強しやすそう。ボナシェルタは触った感じだと天然ゆえの木目感があって、ちょっとザラザラしています。勉強するなら透明マットをしかないと書きづらそう。

リビングに置いたイメージも、ボナシェルタより圧迫感がなさそう。確かに女の子ならユーティリティプラスのほうが細身で角も丸みがあってカワイらしい。カワイらしいといっても大学生や大人になっても使える品のあるカワイらしさなんだよなぁ。イイ机です。
「ユーティリティプラスありじゃない?」と真剣に悩み始める俺と嫁。長女ももし買うなら店頭にはない要発注なレアカラーを希望するくらいに前向きになっている様子。うーん、ユーティリティプラスにしようかなー。
ユーテリティプラスの気になり
ただ「ユーティリティプラス」でも気になったのはやはり横揺れ問題。デザイン的に足が細くなる分横揺れ感はそれなりです。店員さんがネジを締め直してくれたりもしたけどあまり揺れは改善されず。もしかすると展示品だからかもだけどやっぱり気になりですねー。
そして「ユーティリティプラス」もお値段はそれなりです(笑)
ユーティリティプラスの価格
幅90cm×奥行60cm 44,000(税抜)
幅100cm×奥行60cm 47,000(税抜)
幅110cm×奥行60cm 50,500(税抜)
幅120cm×奥行60cm 53,500(税抜)
なるほど「ボナシェルタ」より少し安いとはいえそれなりです。劇的には変わらないよなぁ。長女と次女で2台買ったら机だけで10万円になるし、椅子とライトを買ったら合計何万円になるんだって話だ(汗)
うーん、カリモク素敵だけど予算的に厳しいなぁ…
どうせ次女はまだリビング学習メインだし、今回は長女に集中して高くても良い物を買ってあげたほうがいんだろうか…。いやどうせなら一緒に買ってあげたいし…。待てよ!ニトリならカリモク1台分で2台買えるぞ…。どうせボロボロになるんだから安い物でもよくないか…。うーん…。
結局この日も決めきれず島忠ホームズから退散です。高い買い物なので焦らず吟味しようと気を取り直し、学習机探しの旅は続く…。